能率が10倍上がる勉強のコツ

社会人になっても勉強は続きます。
むしろ、社会人になってからのほうが勉強する機会は多いのではないでしょうか。

しかし、なかなか勉強する時間がない。。。
時間をあまりとれないならば、その分能率を上げるしかありません。

今回は【脳を活かす勉強法】の紹介をします。

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

1、タイムプレッシャー勉強法

タイムプレッシャーというと、人から強制された時間のように感じてしまう人もいるかもしれません。しかし大切なことは、自分で勉強の工夫をしていくことなのです。誰よりも早く問題を解こうと頑張ると、脳に負荷がかかります。一番先に先生のところに持っていくことができれば、それが成功体験となります。その結果、脳のドーパミンの分泌が促され、次はさらに短い時間で問題を解くことができるようになるのです。脳にかける負荷を調節するのは簡単なことではありませんが、「タイムプレッシャー勉強法」なら制限時間を設けることで最適な負荷をかけることができます。

夏休みになると、「たくさん時間があるし、宿題なんかすぐ終わるだろう」と思いましたよね。
しかし、物事はそううまくはすすみません。なかなかやらず、ペンをとっても5分で飽きる。そうこうしているあいだに夏休みはあと三日です。そうなった瞬間に異常な集中力を発揮し、前日の夜になんとかお終わる。。。いまでも間違いなく繰り返されている風景でしょう。

「時間があるということは時間がないということだ」という言葉もあります。
人は、時間があると思ってしまうと集中力が続かず、いいものを作ることができません。
ある程度強制的にタイムリミットを決めることが大事です。私もこのブログは一記事30分で書いています。とにかく速く書くことで文章量を稼ぎ、ゆくゆくは本を書けるぐらいの文章力をつけたいなぁと考えています。

2、鶴の恩返し勉強法

「鶴の恩返し」では鶴が恩返しのために反物を折るのですが、「決して私が織っているところを見ないでください」と言います。
この鶴と同じように、人に見せられないくらい、なりふり構わず、思い切り集中して勉強するという勉強法が「鶴の恩返し勉強法」です。
周りと隔絶された環境の元、全身全霊をかけて勉強する。そのとき、まるで脳の中では煌々と白熱電球がともっているかのような感覚になるでしょう。この勉強法を行うときは、ありとあらゆる手を尽くしてください。目で文字を追いながら声を出して読み、記憶する。記憶したことを本当に覚えているのか、手で書いてみる。まさに全身を使って勉強するのです。このときの集中力は目の前の教科書、ノートなど以外は何も見えず、雑音も何も聞こえないくらい、他人の目を気にする余裕などなく、とにかく目の前の勉強にのみ集中していく。

3時間だらだら勉強するより、30分必死で勉強したほうがよっぽどいいアウトプットを出すことができます。どのような状態が集中できるのかある程度マニュアル化し、それを常に再現できるようにするといいでしょう。これは勉強だけではなく、仕事でも一緒です。だらだら残業して時間をなくしていくよりは、集中的に高いアウトプットを出したほうが気持ちいいでしょう。集中することは確かに疲れますが、それ以上に気持ちいいことです。ぜひ、目の前の仕事や勉強に必死になってみてください。